COLUMN
コラム

2025.06.16
人気の「平屋ライク」「ほぼ平屋」本当にいいの?
家づくりコラム
今、人気の「平屋ライク」ってどんな家?
最近、家づくりを検討される方の中で注目を集めているのが「平屋ライク」という住まいのスタイルです。
「平屋ライク」とは、2階建て住宅でありながら、日々の生活が1階だけで完結するように設計された住まいのこと。一般的に一階に配置されるLDKや水まわりに加えて、主寝室やファミリークローゼットを配置して、2階は子ども部屋や収納、書斎などの補助的スペースとして活用するプランが一般的です。
今回はこの「平屋ライク」のメリット、デメリットをご案内させて頂きます。
平屋ライクのメリット
将来も安心して暮らせる
主要なLDK、水回り、主寝室が1階で全て完結するので、年齢を重ねても、階段を使わずに生活ができるのは大きな安心材料です。平屋ライクの住宅を希望される方の一番の理由はこの点ではないでしょうか。
平屋よりも敷地条件に対応しやすい
子供部屋が1階にない分、平屋に比べて建築面積を小さくすることができます。なので、平屋を建築できるほどの土地の大きさが確保できない場合にも計画をすることが可能です。
子育て中も安心
お子様が小さい時は家族みんなで主寝室で寝ることが多いです。1階で生活が完結することで常に目が届きやすく、安全面でも安心です。また、まだ使わない子供部屋をご夫婦の当分の書斎や趣味の部屋としても活用でき、メリハリのある使い方ができます。
開放感も演出可能
1階に比べて2階の部屋が少ないため、勾配天井や吹抜けのプランニングがしやすく、開放感を感じるゆったりとした空間づくりをすることができます。
平屋ライクの懸念点
コスト
どうしても総二階の建物と比べると1階の面積が大きくなり、基礎や屋根の面積が大きくなりコストがかかってきます。では平屋よりも凄くコストを抑えられるかと言うと、一概にはそうとは言えないです。1階の面積が小さくなるとは言え、平屋と比べても階段や2階の廊下等が必要となり家全体の面積は大きくなってきます。家全体のコストを総合してプランや検討を進めていく必要があります。
採光・通風の工夫が必要
1階に多くの部屋を配置する分、部屋によっては日当たりや風通しが悪くなる可能性も。設計段階での工夫が求められます。どこの部屋を日当たりの良い位置に配置するかを優先度をつけて検討をしていく必要があります。
敷地によっては実現が難しい
メリットのところでも記載をしましたが、平屋よりも建築面積が小さく済みますが、それでも総二階のプランと比べると敷地を利用する面積は大きく必要です。土地の広さや形をしっかりと確認した上で検討が必要です。
浜松市で「平屋ライク」な注文住宅を建てるには
「平屋ライク」は、平屋のような暮らしやすさと、2階建ての柔軟性を両立できる、今注目の住まいのかたちです。
将来を見据えた安心感や、家事効率の良さ、子育てのしやすさなど、多くの魅力がある一方で、敷地条件やコストのバランスをしっかり見極めることが成功のポイント。
アールスタジオでは決まった商品はありません。
お施主様の希望や予算感、土地状況に合わせたフル注文住宅のご提案をしています。
過去の事例を踏まえてご提案をさせて頂きます。
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