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2025.02.01

現場の日常ー構造体工事編

現場ブログ

現場の日常ー構造体工事編

前回は基礎工事に関する大まかな工事の流れについてご紹介いたしました。

今回はお家の骨組みになる土台据えから構造体工事の流れについてご紹介いたします。

土台据えから構造体工事

1.土台据え

土台工事は、基礎が完成した後に行われる最初の木造部分の組み立てです。ここで初めて大工さんが登場。

これから円滑に工事を進めていくための準備も行っていきます。

土台工事前後ではお家の水回りに関する給排水管施工にて給排水設備屋さんや上棟・屋根外壁工事等に必要な足場屋さんの作業もございます。

2.祝 上棟

上棟は、木造住宅の骨組みが完成し、屋根や壁が形作られる瞬間です。この段階で、建物が最初に目に見える形になります。上棟の過程は、非常に慎重で精密な作業が必要とされ、工事の進捗状況を大きく左右する重要な部分です。現在主流になっているプレカットによって、柱や梁、屋根材などの木材の精度が上がり、作業が効率よく、かつ精度高く進められます。

上棟の流れ

・柱の立て方: 最初に、建物の角となる柱を立てます。これらの柱は、基礎にしっかりと固定されている必要があります。柱を立てることで、建物の外形が見えてきます。

・梁(はり)の設置: 柱が立った後、次に梁が取り付けられます。梁は、建物の上部を支える横の部材であり、これによって建物の上部が安定します。

・屋根の骨組み: 梁が設置されると、次に屋根を支えるための骨組みが作られます。屋根の形が出来上がることで、上棟が完了に近づきます。

 

3.上棟後の工程

上棟が完了した後は構造に関わる工事に続きます。上棟後は、主に以下のような作業が行われます。

・耐力壁・筋交い等設置:筋交いと耐力壁は、耐震性を高めるために欠かせない構造部材です。これらを構造計算をもとに配置し、設置することで、建物は地震や風などの外的要因に対して安定性を保つことができる重要な工程です。

構造体検査:構造部材が完成した段階で、建物が設計通りに取付られているかおおまかに以下の確認を行います。

 1.建物の柱や梁が設計通りの位置に正確に配置されているか、また、適切なサイズであるかを確認。

 2.筋交いや耐震壁が適切に配置されているか、また、強度を確保するために補強が必要な箇所がないかを確認。

 3. 使用した木材や接合部材が品質基準を満たしているかを確認。

構造体と検査は、他にも項目はあり、すべての工程を通じてお家の強度や安全性を問題がないことを確認し、次工程へ進みます。

前回・今回と基礎工事から構造体工事に関しての流れをご紹介させていただきました。

基礎工事から構造体工事までお家の安全性と耐久性を確認するための最も重要な工程になるため、検査を各段階で行い、不足がないよう注視しております。

次回は断熱工事、付帯工事に関する内容についてご紹介できればと思っております。

 

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